RASと他の療法はどこが違うのか?

その1.元に戻らない

根っこから、「ストレスを創り出している感情(信じ込み)」を解放するので、一度解放した信じ込みが元に戻ることはありません。

気になっていたことが気にならなくなったり、これまでと違う選択肢を自然と選ぶようになったり、感情の感じ方が変わってきたり、ストレスに感じていた人間関係が適切な距離感になってきたり・・・変化は人によって様々です。

「生きながらにして生まれ変わる」ような感覚です。自分でいろいろなことに気付けるようなるため、セッション後は見える世界が変わってきます。

その2.穏やか

ストレスを解放するというと、過去の体験をシェアしたり、ヘビーな感じを受ける方も多いのですが、箇条書きに書く程度で、その内容について深く追及したりすることはありません。キネシオロジー(筋肉反射)という手法を使い、腕の動きからYes、Noの反応を読み取って、ストレスの根っこにある感情を特定します。そして、特定したら、眼球筋運動という手法で、根こそぎ解放します。これは、ひたすら目を動かしながら、「私は だと感じています。私は だと感じています。」と、根っ○○○○こにある感情をただ言い続けるだけです。

目をひたすら動かすことにより脳が活性化され、ストレスを創り出している感情が自然と解放されてしまうのです。( 眼球筋運動とは、※2013年にWHO(世界保健機関)により、「患者へ の負担 が最も少ないトラウマに対する療法」として認められたものを応用した手法です。)

その3.顕在意識も潜在意識も扱わない

RASでは、 顕在意識も潜在意識も扱いません。ただ一直線 に、個性にくっついている垢を、ぽろっと外すだけです。RASは潜在意識を書き換えは行っておりません。「根っこ」が外れるだけで、自然と潜在意識も顕在意識も変わってきます。個性本 質のままに感情を感じられるようになるので、よりパワフルに、自分の人生を生きることができるようになっていきます。

その4.「自分の力」で解放する

RASセッションでは、ファシリテーターがクライアント様のストレスを解放しているように感じると思いますが、クライアント様ご自身が、ご自身の 力により、根こそぎ解放しているのです。自分の宿題を、自分で片づけているという感じです。ファシリテーターはただ腕の動きを読み取るだけの「体の通訳 係」です。それ以上でも、それ以 下でもありません。セッション中に、ファシリテーターの意図 やコントロールが入ることはありませんので、ご安心ください。

その5.ファシリテーター自身がしっかりと解放されている

ファシリテーターになるために、ひたすら自分の内側を解放し続け、見たくないところを見続け、今でもずっと自分自身と向き合い続け、ようやくセッションを提供 できるようになりました。なぜ、これ ほどまでにセッション提供者 が解放しなければいけないのかというと、クライアント様と同じ「 痛み」をもっていると、痛み同士 が共鳴 し合い、適切に腕の動き(筋肉反射)を読み取ることができなくなるからです。クライアント様の身体が、すっと適切な答えを出してくれるよう、ファシリテーターは自分の内側を徹底的に掃除して、初めてセッションが提供できるようになるのです。(※RASセッションは医療行為ではないことをご理解ください。)